スポンサーリンク
電気工事士資格取得のメリットとは？
電気工事士資格取得のメリットとは何でしょうか？
当たり前ですが、どんなに素晴らしい資格を取得しても自分の今後の人生に全く関係ないものならあまりメリットはないでしょう。またどんな資格でも持っているだけでは全く役には立ちません。
でももし電気設備、建設関係の仕事についておられるなら電気工事士の資格は必須、またはかなり役立つ資格だと言えます。実際、就職や資格系のサイトなどでは人気の役立つ資格の常に上位に電気工事士はありますし、電気工事士の資格を有しているなら資格手当などの優遇がある職場もあります。就職や転職、また職場での良い評価にもつながる資格だと言えます。
また、電気工事士の資格を取得し、経験を積み一定の条件を満たせば電気工事の仕事で開業することも可能ですし、また建設やリホーム業を行う場合でも電気工事士の資格を持っていることで行える作業の幅が広がり、収入アップにつなげることも可能となることでしょう。
また、全く仕事で利用する機会がないとしても電気工事士の資格を有しているなら日常生活で色々役立つこともあります。
例えば趣味のDIYや家の修理などを自分で行う方は作業内容によっては自分でも作業できそうなことでも、無資格であるため、電気工事業者に作業依頼をして工事費用を支払わなくてはならないのが普通です。
でも、なるべく節約したいですよね。趣味のDIYにそんなにお金かけられないでしょうし、家の修理を業者に頼まないで自分でやっている時点でお金をかけたくない場合がほとんどです。材料費だけだったらかなり安く済むのに工事費に数万円なんてなるべく避けたいですよね。そのような時、電気工事士の資格があれば費用をかなり節約することができます。ですからそのような目的があるならたとえ仕事にしなくても電気工事士の資格はかなりメリットがあるといえるでしょう。また、自分の家だけではなく、別世帯の親や親戚、知人の家の修理やエアコンの取付など電気工事士でないとできない作業を行ってあげることも可能です。
実際、そのような目的で電気工事士の資格取得を目指される方は多いですし、その中には主婦などの女性も多く見られます。家事や家のメンテナンスの一環で電球を交換するくらいなら資格は必要ありませんが、場合によってはそれ以上の作業が関係することもありますが、それほど大変な作業ではなくても電気工事士の資格が必要な作業は多く存在します。
意識の高い女性は電気工事士の資格を取得して、ご自分で修理やメンテナンスを行われている方もおられます。頼もしい限りです。
ただ、どんな資格にも言えることですが、資格を取得しているイコールその技術が優れているというわけではありません。車の免許を取得しているからと言って運転が上手であるとは言えないのと同じです。学校卒業時に普通免許を取得したもののその後何十年も車を運転する機会がなく、ペーパードライバーだった人がいきなり車を運転するのはかなり危険なことではないでしょうか？
それと同じように、多くは高校時代に電気工事士の資格を取得したものの、その後そのような作業を一切しなかった人が有資格者だからという理由だけで家の電気工事を行うのはかなり危険なことだと言えるでしょう。
また、たとえ資格取得からブランクがなくてもいきなり電気工事を行うのも危険なことです。電気工事士の資格試験の勉強を行い学科と実技の試験に合格しても、それだけで電気工事の実戦に耐えうる知識と技術が習得されているわけではありません。ですから、資格取得後も安全教育の講習を受けたり、経験ある作業者のもとで実務に携わるなどして知識と経験を増し加えてゆく必要は絶対にあります。
そのようにして法的にも実務的にも本当に習得したと言える電気工事士の資格であればそれは就職にも転職にも、また日常生活でも大いに役立つメリットがある資格と言えるでしょう。